ときメモGS4感想

今日で動画&スクショ投稿解禁ということで今日からこの作品に興味を持ってくれる人も多いだろう、ということで自分なりのダイマも兼ねてのキャラの雑感と感想です。長い。

■風真玲太
最初から主人公に対して一定の好意がある本家2の光ちゃんタイプ。最初攻略した時はぅゎ愛が重い…って印象だったんですけど彼が「10年新シリーズを待ち続けたファンを投影した存在」って考察を見てじゃあ彼に感情移入する形でもっかい攻略してみよう、と思ってやってみたらとき修の「こんな修学旅行ができるならもっと楽に待てた」ってセリフにほんとそれ~~~~!!!!ってなったし告白時のマリィの「色々忘れててごめん」「ずっと想っててくれてありがとう」に忘れてないよ~~~10年20年経ってもGSとの思い出は鮮明だよ~~~~!!!!ってブワッてなったのでなんだGSの1ファンとしての自分の気持ちも相当重いやんけ…って気づいたら彼の想いの重さがまったく気にならなくなりました笑 グループルートの様子を見てみてもマリィ第一とはいえ彼女以外の人を蔑ろにしたり貶めるようなことはしないのでそら老若男女から好かれるな…って納得したし、逆転告白時に明かされた衝撃の本音とか、振ってもあっさり身を引く潔さとかを見ると彼の10年来の想い、絶対報われてほしい…!!って思うようになったので初印象から随分印象が変わってきたなあと。周回すればするほど見方が変わる複雑な味のするスルメのようなキャラでした。今ではお気にキャラのうちの一人です。
でも何度もでこちゅーしてきたり結婚意識ムーブしてくる距離感のバグり具合は擁護できないけどな!でこちゅーはイギリスじゃ挨拶以下って嘘つけ!!!!でも意味をググってご臨終した。他にも手を繋げるスケートデートに張り切ったり観覧車降りたあとにご乱心してくるのも初々しくてニヤニヤしちゃった。それとグッズショップで自分のぬいに対するコメント吹いた 自覚あるのかよ!!

■颯砂希
今まで何気にいなかった気がする爽やか系スポーツマンタイプ。ノリも明るく感性も等身大な男子高校生って感じで青春!!な交流を楽しめました。牧場や温水プールのイベントは思春期特有のそれって感じで良き良き。
でもその反面陸上部で抱えてる悩みが何気に重い…これ陸上部に入部しないとまっっっっったく話に出てこない部分なので友達の前では明るく振る舞って内に抱え込んでいるのかと思うとウッッッてなる…でもその悩みを抱えつつも一緒にいてくれたマリィを思いやってくれたり自分が与えられたものと同じものを返そうとする視野の広さと余裕を持ってるあたりがひ、人が出来すぎてる~~~~!!恋人というか旦那にしたいキャラトップオブトップですね彼…
あと歴代の運動キャラって動きやすい服装を好んでたのに女の子らしい服装を好むの意外だった。ミー君のモード好きといい、こういうとこ従来の属性からうまく外してきたなあと感心してしまいますね。

■本多行
学力キャラがクイズ王ってのが実に現代っぽい。髪型といい一昔前の伊沢さんをモデルにしたのかな。
ノリも流行キャラに近い明るいノリだし色んな雑学を披露してくれるので攻略してて楽しかったです。子供たちに人気あるってのも頷ける~個人的にナンパやキャッチの追い払いは彼が一番スマートでかっこよかったと思います。横髪がぴょこぴょこ動くのも可愛い。照れもせず「恋」「恋愛感情」「好き」とかいう単語を本人の前で言えるハートつよい。あのマリィをドキドキさせまくっちゃうのええぞ。
意外だったのがときめいてからのバイト開始時セリフ。だいたいの男の子は舞い上がったり余計な虫を心配したりなんだけども彼の場合めっっっっっ…………ちゃ紳士でびっくりした 不意打ちでキュンと来た 恋愛に関しては空気の読めない壊れたラジオ感あるので気づきづらいとこあるけど対人スキルというかコミュ力抜群ですよね彼…
家族とのエピソードも良かった。本の虫だったところを外の世界に連れ出してくれた、ってこれ主人公に担わせてもいい要素なのにそこを母や妹の役目にして感謝してる、って設定になってるのがいいな~GSって恋愛だけじゃなくて家族とかのコミュニティも丁寧に描いてくれるのが好きなところなんですよね。

■七ツ森実
流行キャラには珍しくローでダウナー気味なテンションのキャラだなあ…という初印象からたまに眼鏡透けるのいいなあ…喫茶店での会話意外と優しいしノリいい…意外と真面目な面来た!スタッフにもバレてるの草!エッ弟キャラ!?猫をにゃんて言うの可愛すぎか!大接近やば!!という経過を経て今ではもうあの低音ウィスパーなローボイスが癖になってましたとさ★
というわけでめちゃくちゃダークホースなキャラでした本当に…かっこよさとかわいさと萌えが交互に襲ってきて本当感情が忙しいキャラだった…見た目大人っぽいのに引っ提げた弟属性をフル活用するって勢いで甘え上手だったり育ちの良い紳士だったりするのずっっっっるいでしょ!!!!あまりにやり取りが甘かったもんで告白時の「俺と付き合ってくれ」にお前ら付き合って無かったんかい!って突っ込んじゃった笑
喋り方がローな理由も中学時代を知ったらめちゃくちゃ納得かつ共感できるものだったので気づけばお気にキャラの一人となってました。その辺の事情といいSNSや配信動画中心の生活、某趣味のあれなど本当今時の流行キャラって感じですね。スチル回収のため眼鏡ありなし両方やったけど、眼鏡ありの方が自然に感じので正史?的にはこっちなのかな。あの眼鏡が時々透けるモーション好きすぎる。

■柊夜ノ介
生徒会所属の品行方正キャラ…ということで根っからの真面目タイプかなあなんて思ってましたがいざ攻略してみるとやられっぱなし言われっぱなしではなくちゃんと言い返すしちょっとした意地悪も言って主人公に「えっと…」を言わせたりドキドキさせたりする魔性のサド君でした!!大接近あのマリィをタジタジさせてくる勢いでマジでヤッッッバい 中の人の演技力も相まって破壊力すごい…
とはいえ遊園地ではしゃいだり生徒会室で主人公に迫りかけたりするなど人間味や可愛いさも感じられるとこもあるので全然嫌な感じでは無かったですね。勉強も運動も出来ないなりに精一杯やってるのも好感持てる。それに何より座長としての重圧がな~本人はそれらを背負うことが当たり前のように思ってるようなんだけど、もうちょっと周りの大人がケアしてやれよ…って思っちゃう。大人っぽいけどまだ高校生やぞ!学園演劇イベントも告白時の「演劇を楽しいと思ったことはない」発言も泣いちゃったよ…エンディング後はマリィめっぱい甘やかして癒してあげてほしい…

■氷室一紀
発売前から名前と見た目で気になってたキャラです。壁ドンしちゃうくらいアウトローなキャラなのかと思ってたら確かにツンツンしてるけど意外と物分かりいいし一人称僕で言葉遣いも柔らかめだしまあちょっと反抗期気味だけど育ちのいい等身大の後輩キャラって感じでした。後輩だけど実は兄属性っていう意外性も良き。ヒムロッチの存在感には気圧されてるはいるけど仲が悪いわけではないってのも良かったな~零一さんの前で借りて来た猫になるのかわいい
とき修スチルも頑張って見た甲斐があった~~~スマートクールな優等生が恋心に振り回されてポンコツになるのは最高ォ~~~~こういうのを摂取するためにGSやってる~~~~!!!!の権化のようなイベントでたいへん美味しかったですね 個人的に主題歌の「あの日君のことを知ってから世界が色づいて回る」ってフレーズは彼が一番似合ってると思ってます。良くも悪くもマリィの影響で変わってゆく彼…そういえばヒムロッチも1の時「君は無色透明な私の世界に彩りを与えてくれた」って言ってたな…血筋…
会話の端々にヒムロッチの小ネタみたいなものが聞けるのも楽しかったです。ヒムロッチ既婚なのか未婚なのかどっちなんだ。

■御影小次郎
おいおいまた普通に攻略できるタイプの先生かい!?コンプラをわきまえ…わき…まえ…わきまえてた(結論)
というわけで生徒たちとは友達目線で付き合い楽しみ、時には励まし支えつつ…という路線を攻略時にも徹底していたのでヒムロッチや若サマの時のようなおいおい教師~!感が特に感じられなかったですね。表現すごく気遣ってるし徹底してる。まあそれ故時折セリフの端々から洩れる想いとかがたまらなくエモいんですけども。葛藤スチルとてもよかった 教師としての立場でできる精一杯…
それとは関係なくとも普通にいい先生だなって!下校イベントでもほんと自分より生徒を第一に思ってくれてるんだな~というのが伝わってくるし生徒の日直終わるまで待っててヒムロッチに怒られそうになったとことか風真くんとき修の時さりげなく外に行けるよう誘導してくれたとことかせ、せんせぇ~~~~~~!!!!!!ってなっちゃう 今作は本命ルートが別キャラでも他キャラの好感度上がる側面が出てきたりするから良きですね…
あと途中ヒムロッチが彼に教師と生徒の立場の弁えを注意するみたいなイベントあったと思うんですけど1のヒムロッチ知ってる勢としてはお前がそれを言うのか!!!!!????!?って突っ込んじゃった笑笑笑

■白羽大地
ガソスタで働く関西弁の男子高校生ってめっちゃデジャヴなんやけど!?
はばたき学園と羽ケ崎学園の格差みたいなの今までのシリーズでも散見してきたんですけどそれを攻略対象として具現化したようなのが彼。まあ偏差値差みたいなのは実際あるのかもしれないけどそんな格差気にするなよって言いたくなるね…皆違って皆いいんだ…
話逸れたけど関西弁…というか京都弁?の喋り方が癒されるかわいい。兄ちゃんと仲良しなのもかわいい。兄弟セットで更に癒されるかわいい…兄ちゃん普段は標準語だけど弟との会話の時だけ方言になるのいいよね…
普通のキャラだと男の子に合わせようと主人公がパラ上げ頑張るところを彼自身が主人公に追いつこうとパラ上げ頑張ってるって印象。エンディングにまさか…って思ってたら灯台背景が現れてワーーーッてなっちゃった 2~~~!! 話の中にもハリーと思われる話が出てきたしスチルの構図も全体的に2のオマージュっぽいものが見受けられたりで兄共々2の要素を提供してくれるファンに嬉しい存在!
それにしても彼とのデートスチル見事に穴抜けばっかなんですけど埋められる日来るのかこれ…こっちから誘える仕様になればいいのに…

■白羽空也
事故チューといい弟共々2の要素を提供してくれる存在。
今回の先輩キャラ…だと思うんですけどクリアまでにバックボーンがあまり語られなかったし彼主体のADVも無かったので何だかふわふわしてて掴みどころのない印象…何で兄弟揃って姉のとこに居候してるのかとか何故目標もなくフラフラしてたのかとかどこかで明かされる時が来るのかな。見た目と雰囲気は好みなのでその辺次第で更に好きになれそうな予感する…
まあ目標が特に無いってのは兄弟揃っての特徴なのでその辺ははばたき学園と羽ケ崎学園の生徒の本質の差って表現なのかもしれないけど。普通の高校生なら特に目標もなく日々を過ごしてるだけってのも多いよね。
ところでこの兄弟途中までどっちのルートにも行けるように並行しながら進めてたからお兄ちゃんルート行く時にバイト辞めるのすっっっごい罪悪感だったしこのままエンディングまで行ったら弟の想い人が兄の恋人になるからし、修羅場不可避~~~!!ってなってそら恐ろしくなっちゃった 兄弟仲良いの癒されるから壊さんといて…(自分でやっといて…)

■巴征道
まさかの最初は女の子として勘違いからの憧れ。そういえばありそうで無かったパターン。
そんな入口だからか男女としてのときめきというよりは同じ夢や将来に向かって共に頑張っていこう!という成長物語に近い様に感じましたね。異性として意識するの3年目の2月とか遅すぎない!?女性的ファッションへの憧れというのはかなり攻めてる要素だなあと思いましたが正直なところ乙女ゲーにおける需要としてはニッチだなあ…とも感じました。何だかんだでこういうゲームは男らしいキャラの方が求められてるからなあ~まあだからこそDLCで実験的にやったのかもしれないけど…あと同級生なのにバレンタインやクリスマスがスルーなのは違和感でしかなかった。外部の学生とかそういう設定にしてくれればよかったのに…
と微妙な点ばっか書いてしまいましたが彼の本領はクリア後の起動ボイスにあると思います。特に深夜ボイスの破壊力ヤッッッッバかった 本編でそんな色気のある声一度も出してませんでしたけど!!!!????最初聞いた時あまりの動揺に本体落としそうになっちゃったよ 空也さんといい隠しキャラは起動ボイスが破壊力抜群なこと多いですね この分じゃ大成さんも要注意だあ…

■大成功
名前とは裏腹に感情が希薄な綾波タイプ。先生というよりは先生と先輩の中間といった感じ?キャラとしても先生らしく諭してくれる時と年相応の大学生らしく親しみやすい時が混ざってる感じあって新鮮でした。特に後者はマリィを異性として意識してくるにつれてよく出てくるようになるのでその辺の心理描写は丁寧だし糖度もあって巴くんよりは恋愛してる感がありました。立ち絵も基本無表情だけど時折昔ヤンチャしてたという面影を感じる表情が出たり、笑顔で見える八重歯とか、ナナくんと並んで優遇されてる感がしましたね。
あとまさかのナンパ男×2との絡みがあって笑った あの二人高校生だったんかい!!今までのGSにはまるで縁が無い風体の学校が出てきて心配しちゃったけど物怖じせず入っていけるのさすマリィ。それにああいう生徒と対等にやっていけるのが大成先生なのわかる~ってなった。ヒムロッチも御影先生もいい先生だけど、健全な高校生にとってはいい先生でもちょっと横道に逸れた陰キャの高校生にとっては眩しすぎて向き合えないところありますよね。そういう意味では明るすぎず面倒見の良い大成先生は今の時代に求められてる令和の先生像を表現してるのかな~って思いました。マリィが大成先生みたいになりたい!って言っても手放しで喜ぶんじゃなく君は俺よりももっと適した活躍の場があるだろうからそこ見失わないように、って諭してくれるとこ好き。そしてそんな大成先生をまっすぐに立たせた大迫先生さすが。3の先生に会いたくなる…

■その他キャラ
ヒムロッチ教頭就任おめでとう!階段の踊り場でスキンシップ講座始まったの笑っちゃったけど随分丸くなったものだなあ~GORO先生も久々に見れて嬉しかった この人全然変わってないんですけど一体何歳なんだ…中の人も20年も前のキャラだってのに全然違和感なくてすごい。GORO先生はさすがに渋かっこよすぎになってる気もするけど。だいたい見ることになる1年目文化祭の「アン!美味い(イケボ)」癖になる笑
みちひかも最初はキャラ濃い女友達だな~でもGSの女友達も何だかんだでみんな好きになるからな…って思ってたけど案の定一見の印象と中身にギャップがあったりしてカワイイ双子だった!しかし今回好感度上がっても下校時にあまり誘いに来てくれない影響でみちるさんの一枚目のスチルが空けられない…見たい…
あと今回ナンパ×2のキャラが濃すぎてちょっと怖くないすか…ナンパをかっこよく追い払う男の子を見れるのがこのイベントの醍醐味なのにナンパキャラの濃さに気を取られて全然入ってこない笑 まあ現代事情に寄せたのかもしれないけどそんなキモいとこまでリアルに寄せなくていいよ!斎藤君のキャッチの安っぽさがむしろ癒される。あっ斎藤君も皆勤賞おめでとう。ヒムロッチやGORO先生があまり老けてないから実感無かったけど斎藤君の老け具合で3からの年月を実感できちゃったよね…

■追加要素
グループルートめっっっっっちゃ楽しいいいいいいいいい とりま風颯氷と風本七の2グループやってみましたがどっちも違う楽しさあるな!やはり周りから見てみても風真くんの恋心はだだ洩れなんだな…とニコニコしたし、みんなの前では陸上の話したがらず和気藹々としたまとめ役のサッ君、後輩として可愛がられることに口では迷惑と言いつつも受け入れて楽しんでるいのりん、人数多いと抜群のコミュスキルを発揮するダーホン、騒がしさに呆れつつも初めての友達に内心浮かれるミー君…等、一途ルートでは見れないキャラの側面が色々と見れて楽しい。でも3人ともデレてくると3人デート誘わなくなってくるってとこリアルですね。抜け駆けデートのパターン結構あるみたいだけど関係性維持が難しそう…とはいえ一人が本命と決まってる時限定のイベントとかもあるみたいだし何周すれば全部回収できるんだこれ~!?前作と違って抜け駆け告白ルート見るために当て馬振らなくて済むってところもありがたい。3の三角関係告白見るのは本当心が痛んだ…残りの御夜氷グループもやってみるの楽しみ~
あと男の子が呼び名変わるところでワンクッションのイベント入るようになりましたね。まあこの方が自然といえば自然か。どうせならマリィが呼び名変えるとこも嫌なあだ名以外でもイベント欲しいとこだったけど。風真くんを玲太くん呼びした時のリアクションとか見たいじゃん。
それと今回ファッション調教できるようになったのありがたいし楽しい。今までは主人公が男の子の好みに合わせてパラや服装を揃える側だったので、好き以上になったら男子の方からもパラ緩和以外に寄り添ってくれる要素あればいいのにな~って思ってたので。好きな相手ならどんな格好してても好き!ってなるのもあるあるですよね。
日常の一コマや蛍会話追加は色んな側面でありがたい!従来の一途ルートは後半やることが無くなって作業になってしまうことが難点だったしね でも蛍もうちょい長生きしてくれませんかね…全会話回収できる気がしない…特にいのりんとか先生とか。
逆に削られてる要素といえば部活の夏合宿無くなってましたね。まああれ無くても問題ないと思うけど、手料理振る舞えなくなったのは残念…でも昔のシリーズの手料理イベント見返してみたら「料理は女が作って当然、手抜きはあり得ない」みたいな空気感があったのでその辺時代に沿ってないってことで削った可能性もあるなあと思いました。ミー君の某趣味といい夜様の女形といい、ジェンダー的な配慮とかかなり気を遣って現代に沿わせてるって感じましたね。
そんな感じで削られてるところはあり…だけど追加要素のほうがふんだんに多いので、一人のキャラを何周してもぜんぜん飽きないしむしろ周回すればするほどそのキャラへの理解度が高まってどんどん好きになります。現時点でもう10周以上してるけど全然飽きがこない。

■総評
バレンタインのチョコ作りに修学旅行の枕投げ、手芸部のウエディングショーやデート場所3回目の特殊会話など従来シリーズのお約束を盛り込みつつ今までのGSファンにも新規のプレイヤーにもプレイしやすいシステムに仕上がってると思いました。ただUIは従来と比べるとやややりにくいかなあと思うことも…カーソルが時々どこを指してるのかわかりにくかったり、二度押さないと押したことにならなかったりとか。SDキャラのアニメーションとか今までは飛ばせてたのに何で飛ばせなくなった!?
とまあゲーム的には不満が無いことも無いんですが、それを帳消しにして有り余るほどキャラの作り込みが半端ないので全然構わないんですけどね!!GSのキャラは恋愛要素だけでなくその人の人間関係・才能・将来などを加味しての成長ストーリーであることが昔から好きなポイントなんですけど、今作の4は特にそれが顕著に丁寧に描写されてるなあと感じました。さすがテーマが人間関係なだけある。Live2Dモデルの出来もすごくいい。体育祭に使われてたモデルは正直微妙で大丈夫か…って不安だったんですけど全然別物だった。マジでキャラが「そこいにる」って感じで没入感半端ない。一部スチルもここまで頑張ってほしかった(小声)
発売する前はスタッフもかなり入れ替えされてるし間に出てたときレスは肌に合わなかった経験もあったので本当に自分の知ってるGSなんだろうか…と身構えてたんですけど、筋金入りのGSプレイヤーとしての「プレイしたらどうせみんな好きになる」という直感を信じていざプレイしてみたら自分が10年間望んでいたはばたき学園がここにあった…!!と手のひらクルックルでしたね。今となっては発売後しばらく寝かせててマジすいませんでしたって土下座したい。届いてすぐにプレイすればよかった。まあ手をつけた結果今まさにどっぷり状態で朝も夜も暇があればプレイしてるって状態なんですが。またGSに夢中になれる時間を過ごせるなんて夢のようだあ…時間かかったけどここまでの完成度に仕上げてGSシリーズの息を吹き返してくれたスタッフに絶大なる感謝!!!!