約25年振りのライブアライブ


画像は最終編のメンバーです
相変わらずおぼろ丸は強いなぁ~

というわけで3DSのVCに配信された時にDLしていたものの
今まで手つかずだったライブアライブを去年秋頃からプレイし始め
最近ようやくエンディングまでたどり着いたので
昔と比べてどうだったか?という感想をつらつら書いていこうと思います

■やり込み
一応目的として昔は一度も達成できなかった
裏ボス「キングマンモー」「岩間さま」「魔神竜之介」を倒そうというのを
やってみました。(これが原因でクリアまで時間かかったとも言う)
キングマンモーはめちゃくちゃ手こずった!!
まずエンカウントに持ち込むまでが大変だし、実際戦闘に入っても
状態異常を入れた状態をどれだけ維持できるかっていうのが肝だったもので
ぶっちゃけ「運」に左右される戦いでした。多分20回くらいは戦った。
まあ当然コーラのビンを粘る気力は無かったですね…
それに引き換え岩間さまと竜之介は初見であっさり勝てました。
エッこんなに弱かったのならどうして昔勝てなかった???
とも思えるけど昔の私は近寄って殴るという脳筋な戦い方しか
してなかったので相手の向きや位置を変えたりする技が
こんなにも重要だと理解できた今だからこそ勝てたのだと思いますね…
昔はネットの攻略情報なんてものも無かったしね…
ともあれこの辺は25年越しの夢を叶えられたので満足です。

■シナリオ
DLしても停滞してたのは中世編が憂鬱だったからというのもありますが
実際久しぶりにプレイしてみたらSF編がめっちゃ刺さる内容だった…
昔の自分は子供だったため「人間は愚かなんだなあ」と
漠然に思ってただけだったんですが
大人になった今やるとあ~こういう微妙な人間関係どこにでもあるよなあ
と思えるようなリアルなもので、みんな確かに何処かしら欠点はあるけど
決して悪い人たちじゃないな、ってのが理解できてしまったんですね
だからこそそんな彼らがどんどん死んでいってしまうのが哀しくて…
人死には近未来編や功夫編でも出てきますけどもあっちは
「死んだ人の意思を受け継ぐ」ってのが挟むので哀しいというよりは
熱い!感じで燃えるしスッキリするんですけど
SF編はただただ命が蹂躙されて奪われてゆくだけなので後味が悪く
奪う側のマザーCOMもベヒーモスも元々は人間の都合で生み出されたり
搬送されたりしてる存在なので「悪」だとは決めつけられないし
じゃああえて「悪」とするのならやっぱり人間なのかな…と思うんですけど
それも納得し難いな…という自分もいたりして
ア~~~~~~もう(感情大洪水)

みんなただ…
なやみながらも…考えながらも…
自分の思ったように生きようとして…
ただそれだけじゃないか!

以上カトゥー氏のセリフを借りましたが
人間誰しも欠点だらけだけどそれでも生きようとしてもがいて
それが人間の愚かさでもあり美しさでもある
と思うのでとても好きなセリフです。
SF編、伍長もなんですけどカトゥーが生き残ってくれて
本当に良かったと今も昔も思ってます。彼の生存否かで
キューブもまた魔王側に堕ちるか否かが決まってたと思うので…
そういう意味じゃ中世編とは対照的だし
オルステッドの気持ちが一番分かるのもキューブなのではと思ってます
意思疎通できないのが残念だけども…
SF編の感想が長くなってしまったけども一番心配してた中世編ですが
やはり今やっても辛く、そう何度も見たいと思えるものではないな…
という印象でした この辺はやはり昔と変わらない…
ラストが辛いのは言うまでもないんですが個人的には
牢獄でウラヌスに説得されるとこが特に今も昔も涙腺に来ます。
ウラヌスって中世編の良心の象徴みたいなとこあるので
そんな彼が諭して命を落とすあのシーン、その後の展開を知ってると
その良心が踏みにじられてしまったように感じて
どうしようもなく泣けてしまう…
何なら直前ハッシュに詫びながら魘されてるとこもキュッと来る…
あと憎むならアリシアかストレイボウかみたいな議論ありますけども
今やるととにかく大臣殴りてえええええええって気持ちになりました。
中世編愚かな人間のオンパレードだけどもその最たる者ですよね本当

■最終編
↑の図通りおぼろ丸を主人公にしつつ
キューブ・レイ・サンダウンで固めてみました。
当時はサンダウンあまり使ってなかったんですが
ハリケンショットめちゃくちゃ強いな!?
まあHP低くて打たれ弱いし多分そこがネックで使ってなかったんだろうけど
こういうピーキーなキャラの方に惹かれて使ってしまうのは
自分も好みが変わってきたな…と感じましたね。
(当時は脳筋だったためもっぱらポゴを入れていた)
それを踏まえるとおぼろ丸はHPも高いし技豊富で強いしチートだなあ…
彼は自分の忍者好きの原点でもあるくらい好きなキャラです。
最終編も久しぶりに彼と駆け抜けられたので満足満足

■総括
スーファミの単発ソフトの中でもダントツで好きなタイトルなんですが
やはり何度やっても神ゲーだなあ…と再認識しました。
SF編などは大人になってからやると見方が大幅に変わったりで
新たな発見もあって面白かったです。
権利関係の難しい当作品を今でもプレイできるように
奔走してくれたスタッフには感謝してもしきれない!
今でも公式に動きがあるくらい愛されてる作品、
このまま30周年までついていきたい所存です。
ライブもまた開催されるといいなあ~